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2005/6/20
ワイルド・レンジ
OPEN RENGE

 西部劇を観る機会は少ないので、できれば劇場で観たかった作品でしたが、タイミングが合わず、結局レンタル しました。

 カウボーイ。まさに”牛追い”を意味する言葉なのですが、今まで私が観た数少ない西部劇には、そんな事を感 じさせるシーンが少なかったような気がします。どちらかといえばこの手の話は”水戸黄門”的に捉えていた自分 を笑ってしまいます。でも、この映画にいろいろと教えられました。荒野だった頃の西部では牛を放牧しながら移 動する生活も成り立ったのでしょうが、途中にいくつもの町ができてからは利権者との諍いが絶えなかったのかも しれません。ボス(ロバート・デュバル)とチャーリー(ケヴィン・コスナー)そして、スー(アネット・ベニング)と町の人たち、みんな今の生活を変えたいけれどもその一歩がなかなか踏み出せないでいる。変わるきっかけ を必要としていたと思う。観終わって特に印象に残ったのは、雄大な草原の中を馬で駈けるシーン。この景色はス クリーンで観てこその美しさだったかなと思います。

 私が観たケヴィン・コスナー出演作品の中で、一番が”パーフェクト・ワールド”なのは、この映画を観た後も 変わりませんでした。

2003年   ケヴィン・コスナー監督



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2006/1/22
笑の大学
わらいのだいがく

 邦画は劇場で上映されている時どうしても後回しにしてしまうクセがあるのでなかなかスクリーンで 観る機会がない。

 二人芝居です。ジャンルは違うのだが”父と暮らせば”を思い出しました。それを参考に したかどうかは別として、三谷幸喜という人はいろんな作品から取り入れる形で作品を作るのが とても上手いと思う。ちゃんと消化して自分の物にしてしまう。椿一(稲垣吾郎)という作家は 三谷幸喜の分身なんだろうなぁ。作家の生みの苦しみみたいなものが伝わってくる気がした。シリアスに 仕上げようとすればするほどおもしろくなっていく。笑いの原点なのかもしれない。よくテレビで 素人の投稿ビデオなど放送しているが、出演者が真面目であればあるほどおかしいものだ。検閲官(役所広司) と試行錯誤しながら作品を組み立てていくシーンが爽快で二人芝居でも飽きさせずラストまで 運んでくれる。役所広司って芝居が臭いなぁと思ったがもしやそれも狙いか?

 家の再生機のせいだと思うのですが音声のバランスが良くなかった。特に役所広司の声が なかなか聞き取れなくて集中力を欠いてしまいました。

2004年   星護監督



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2006/3/11
私が愛したギャングスター
ORDINARY DECENT CRIMINAL

 私の中では久々に発掘した感じがする作品です。ケヴィン・スペイシーのDVDを揃えてみたいなぁ とコレクター?の血が騒ぎます。

 この映画はちょっと疲れている時などに観ると肩の力が抜けて元気が出ると思う。深く考える事も なくさらさらっと観られます。マイケル・リンチ(ケヴィン・スペイシー)は、まさにアニメで知るルパン三世 です。ギャングだけど美学を貫いている。そして、愛する家族を大切にする姿がイケテル。 我が子の教育にも熱心。まさにオリジナルタイトル通り”DECENT=礼儀正しい”なのです。そして 彼を必死で捕まえようとする銭形…じゃなく市警察がまた笑える。追う者と逃げる者という立場は、 結果的にお互いの理解を深めてしまうものなのかも。リンチのように力の抜けた生き方をしてみたい ものです。

 もし、ケヴィンファンでまだ観ていない人がいるとしたら是非!観ておくべきでしょう。今夏の ”スーパーマンリターンズ”も楽しみです。

2000年   サディウス・オサリヴァン監督



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2007/1/22
私の頭の中の消しゴム
A MOMENT TO REMEMBER

 公開順は逆だけど”デイジー”を観てチョン・ウソンという俳優に嵌ってしまった。こんな気になる俳優が現れたのは久々だと思う。

 スジン(ソン・イェジン)とチョルス(チョン・ウソン)の出会いから結婚、そして、病気が発症するまでと、理路整然とした作り。 私の知る韓国映画としてはめずらしく直球だと思いました。とても身につまされる内容と云おうか、とにかく自分がこうなったらと 考えてしまった。頭の中に死が訪れると言っていましたが、身体が死ぬ方がまだいいと思ってしまいました。アルツハイマーという 病気をとても分かりやすく伝えていると思う。そして、ラブストーリーとしても上手く仕上がっていた。今まであまり愛を知らなかった と思われるチョルス。やっとみつけた愛に臆病になりつつも大事にしている感じが良かった。一方、あたたかい家族の中で育まれて きたスジン。彼女がチョルスに家族の大切さを教え、二人で夫婦として成長していく。その一つ一つのエピソードが終盤に行くほど 切なく思い出されてくる。ほとんど記憶がなくなりかけているスジンがチョルスに寄り添うラストを見て、チョルスはずっとスジン を支えていくのかなと思えた。

 DVDの特典映像を観ると、チョン・ウソンはかなり制作側の立場になって臨んでいる様子。そのうち監督作品も観られたりするのかな?

2004年   イ・ジェハン監督



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2007/9/17
私のちいさなピアニスト
FOR HOROWITZ

 韓国の映画館では私語が飛び交うという話を聞きましたが、後ろの席のおばさまたち…クライマックスの静かな場面でしゃべる のは止めましょうね。しかし、そんな事も許せるぐらい優しくなれる映画です。

 ピアニストになる夢に挫折したピアノ教師ジス(オム・ジョンファ)と親を亡くした少年キョンミン(シン・ウィジェ)、 二人の出会いが互いの運命を変えていく。監督の意図するところによるようですが…ファンタジックな作品です。愛情を以って、 とても丁寧に作り上げられたという感じがします。分かっていてもこれだけ心を打たれるのは、真に迫る俳優たちの演技と本物の ピアノ演奏があったからだと思います。物語の運び方もジスやキョンミンに自然に感情移入できるようになっている。そして、 話の流れがどうにも重〜くなった時に絶妙なタイミングで表れるピザ屋の店長グァンホ(パク・ヨンウ)。彼の存在は、ポイント 高かった。愛を知って成長していく、それは子供でも大人でも同じですね。ジュリアス=ジョンウォン・キムの素晴らしい ピアノ演奏も相まって観終わった後は、とても素直な気持ちになれる映画です。

 パク・ヨンウ、何の作品で見たのか思い出せなかったが”MUSA武士”の通訳官役でした。それにしても素人同然の子役に、 ここまで演技をつける監督はすごい。

2006年   クォン・ヒョンジン監督



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2007/9/23
私にも妻がいたらいいのに
I WISHI I HAD A WIFE

 この映画は、俗に言う韓流の路線からは外れていると思うのですが…。韓流という先入観で普段、韓国映画を観ない人にも おすすめできる作品だと思います。

 この映画は未公開作品のようですが、とても良かった。穏やかな時間の流れの中に、出会いの妙と大切さが盛り込まれて います。入社三年目の銀行員キム・ボンス(ソル・ギョング)。結婚に憧れている男性なのですが、女性としてはこういう男性 がいたらいいのになぁと思ってしまう。ついつい応援体勢で観てしまいました。途中、何回か出てくる監視カメラの使い方が おもしろかった。監視カメラに向かって喋る人って結構いるのかな?なんて思いました。学習塾で働くチョン・ウォンジュ (チョン・ドヨン)とボンスが日常いろんなところですれ違い、時には会話を交わしたりするシーンが、とても微笑ましかった。 子供のようなウォンジュの行動がとてもかわいい。手品のできる人と結婚したくなる(笑)かもしれません。

 泥臭い乱暴な役のソル・ギョングもいいけど、恋愛モノも結構いけるのねと思った。劇中の手品には、やられたって感じ ですね。かっこよかった。

 2001年   パク・フンシク監督



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2008/9/13
ONCE ダブリンの街角で
ONCE

 夜が長い季節になってまいりました。読書や映画にはもってこいですね。一時ひどかった雷もやっと静かになり夜はお月様が きれいです。

 ストリートミュージシャンの男(グレン・ハンサード)と花売りの女(マルケタ・イルグロヴァ)。音楽で繋がる二人。 お互いの感情を歌にのせて伝える。踊りのないミュージカルみたいだが、ミュージカルほど押しつけがましい感じではない。 (ミュージカルファンのみなさん悪意はありません)二人のハーモニーが心地よくて歌詞が心に沁みる。金持ちの家の掃除の仕事 がみつかって喜ぶ女の生活は大変だと思うのだが、常に前向きで自分の足元を見て生きている姿に好感が持てる。人をまっすぐ 見つめる瞳がとても印象的でした。ミュージシャンの男は、彼女からたくさんの勇気を貰い自信を取り戻したと思う。観ている 私も元気がでたから…。楽曲がとてもいいのでその力が大きいと思う。二人の愛が安易な方向に進まなかったのも良かった。 映画の中で流れていた曲がしばらく頭に残りました。

 この女性のように伸びやかに歌いたいなぁ。歌いたくなる映画ですね。掃除機の修理屋という職業がヨーロッパらしいなぁと 思いました。

2006年   ジョン・カーニー監督



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2008/12/23
ワールド・オブ・ライズ
BODY OF LIES

 家からひと駅の所に新しいシネコンができたので早速行ってみた。係りの人に薦められてペアシートを 初体験!快適、快適。

 役者も監督も安心して観ていられる作品です。フェリス(レオナルド・ディカプリオ) VSホフマン(ラッセル・クロウ) の対立が、イスラム世界VSアメリカのように見えた。常に危険に晒されながらも通信するフェリスに対し、子供の 世話をしながら指示を送るホフマンの姿が対照的で、まさにふたつの世界を象徴しているように思えた。限りなく 現実に近いフィクションだと思う。CIAに関する印象は、映画から得た知識のみだが、公的犯罪集団という印象。 善し悪しの問題ではなくアメリカ社会成立の為に省いては考えられない組織。テロリストを捕まえるためにフェリスが 接触する人々は、信頼関係を大事にする善良な人々。それは、フェリス自身がアメリカで失ったもののように思える。 そして、自分自身もその嘘の世界に呑み込まれそうになっている。危険な任務に身を削る工作員のフェリスが 選択する道にも納得できる気がした。現実との区別がつかなくなるほどいい出来だった。

 ディカプリオがヘリコプターでの銃撃シーンについて、監督の段取りの良さを語っていたが、良い監督って 職人なのかもしれませんね。

2008年   リドリー・スコット 監督



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作品名
【ワ】
ワールド・オブ・ライズ
ワイルド・レンジ最後の銃撃
私が愛したギャングスター
私にも妻がいたらいいのに
私の頭の中の消しゴム
私のちいさなピアニスト
笑の大学
ONCE ダブリンの街角で

おすすめの一品
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