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2008/6/28
ぐるりのこと。

 金曜の朝イチバン、相方と二人で観に行きました。この作品は、絶対観ると決めていたので、早いうちに観る事ができて良かった。

 翔子(木村多江)とカナオ(リリー・フランキー)の夫婦には、適度な距離と信頼関係があります。それは、どんなに体裁を 整えたからといって手に入れられるものではないと思った。壊れそうになりながらも繋がっている二人。そんな夫婦の10年 をリリー・フランキーと木村多江は違和感なく演じていた。本当の夫婦みたいでした。映画のポスターにもなった、金屏風の 前の二人。映画の中で実際に写真を撮るシーンは出てきませんが、撮った場所や時期は分かるようになっています。なるほど、 と思える時期で、とてもいい表情をしています。法廷画家であるカナオがスケッチする裁判のシーンがいくつか出てきます。 どれも実際に起きた事件を題材にしているのが分かる。この夫婦とは対照的でここに登場する被告人たちは、すべての繋がりを断っている ように感じた。繋がるも断つも自分次第だけど、決してすべて断ってはいけない。そんな気がしました。

 ミスチルの”しるし”という歌が重なる。リリー・フランキーと木村多江の演技は力が抜けていて良かった。橋口監督作品 は初めてですが、これからは要チェックですね。

2008年   橋口亮輔監督



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